イオンモバイルからDMMモバイルへ流れない理由を考えてみた
先の記事 で DMMモバイルの値下げについて書きました。
これによって、価格的にはイオンモバイルよりリーズナブルなプランも十分にありますし、
同等かよりリーズナブルと言っても良いDMMモバイルですが、今一つな理由を考えてみました。
イオンモバイルの最大の武器は店舗(窓口)があること
イオンモバイルの最大の売りは、やっぱり全国の店舗(窓口)があることです。
それに対して DMMモバイルは、ネット販売が中心で、窓口を持っていないのは最大の弱点であり、そのために安い価格を維持できているとも言えます。
また、(ネット販売でなく)この実販売は、かなりの女性に支持されることもわかっています。
女性にとって 格安SIM(MVNO)のハードルをぐっと下げてくれるのが、店舗(窓口)なのですね。
音声・低価格帯のプランを重視していること
イオンモバイルは、低価格帯を小刻みに設定しています。
特に音声SIMでは、それが顕著です。500MBからプランがあります。それにより最低価格がより強調されていることは間違いないでしょう。
また、女性には音声SIMは必須です。
むしろデータSIMを、バリバリデータ通信するような女性も少ないでしょう。
また、シェアプランでも低価格帯を強調しています。イオンモバイルが 4Gプランからあるのに対して、DMMモバイルは 8Gプランと倍の容量からになっているのも特徴の一つでしょう。
シェアプランの売り方もイオンモバイルは家族が中心です。
DMMモバイルは、個人の2枚以上持ち がイメージされがちです。
主婦層を中心に考えれば、家族3名でより安くと強調されているのがわかるかと思います。
DMMのイメージが災いしているかも
“DMM” のイメージは、やっぱりビデオ、DVDのイメージが強いです。さらには、アダルト系のイメージが強いように思います。
今の “DMM” は、むしろネットでの商売を幅広く行っている会社なのですが、イメージというのは、早々払拭できないものかなぁと思います。
これらのイメージは、男性には それほど抵抗感はないのかもしれませんが、女性にしてみると 少なからず 敬遠されがちなのかもしれません。
イオンモバイルは、これだけダメなのにキャンセルが少ないらしいです。
つまり、予約して待っている方が、DMMモバイルなどに流れず キャンセルせずに待っているということなのです。
上記のような女性層では、そうなるのかなぁと感じは受けます。
また、男性層でも DMMモバイルの値下げがなければ、間違いなく大容量プランでは格安SIMであったことからも
ある程度の支持を得ていることは間違いないと思います。
ただ、店員さんの対応もめちゃめちゃですし、ネットの対応はほぼ皆無ですし、サポートへ電話しても話が通じない・・・
本当にイオンモバイルさんはやる気があるのかなぁと疑問を持った方も多いのではないかと思います。
でも、店員さんにしてもサポートの方にしても 少なからず良い方もいらっしゃるので、そういう方に当たった方はラッキーかもしれません。
まだまだ始まったばかりで これからどうなるかは、先行き不透明だとは思いますし、
是非、DMMモバイル にも かんばってもらってユーザの選択範囲が増えると良いと思います。