SMSの利用について
以下は、格安SIM(MVNO) を比較してみた。(So-net 0 SIM・DMM モバイル・FREETEL・mineo編) で比較したMVNO と イオンモバイルの新プラン について通信容量に対する価格をグラフ化したものです。
SMSの送信料金について
SMSによるメッセージの送信料金は、文字数によって価格が異なります。
(いわゆるガラケーなど)一般的には 日本語で 70文字の制限がありますが、
スマートフォンでは、アプリによっては最大670文字(日本語)まで送信するこができます。
[SMS料金表]
文字数 |
料金 |
日本語の場合 |
英数字の場合 |
国内送信の場合(税抜) |
海外送信の場合(非課税) |
1 | ~ | 70 | 1 | ~ | 160 | 3円 | 50円 |
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71 | ~ | 134 | 161 | ~ | 306 | 6円 | 100円 |
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135 | ~ | 201 | 307 | ~ | 459 | 9円 | 150円 |
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202 | ~ | 268 | 460 | ~ | 612 | 12円 | 200円 |
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269 | ~ | 335 | 613 | ~ | 765 | 15円 | 250円 |
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336 | ~ | 402 | 766 | ~ | 918 | 18円 | 300円 |
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403 | ~ | 469 | 919 | ~ | 1,071 | 21円 | 350円 |
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470 | ~ | 536 | 1,072 | ~ | 1,224 | 24円 | 400円 |
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537 | ~ | 603 | 1,225 | ~ | 1,377 | 27円 | 450円 |
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604 | ~ | 670 | 1,378 | ~ | 1,530 | 30円 | 500円 |
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文字数アップは、常に70文字未満であるのに価格は倍々で上がっていますから、
70文字以上送信可能なアプリを使用している場合であっても、長い文章は、70文字に分割して送信するのが、より割安感があるようですね。
3大キャリアの場合、一部では、同一キャリア内であれば無料という場合もありますが、
その場合であっても他キャリアへ送信料は、上記と同じ価格設定になっているようです。
格安SIMを利用の場合は、伝送量に含まれるEメールやLINEの方が良いわけで、SMSを使えば 確実に料金が掛かるので、どうしても無駄になってしまいますね。
ただ、Eメールは、3大キャリアのメールアドレスはOKでも、GMailなどの無料アドレスの場合、迷惑メールフィルターに掛かって届かないことがあります。
そうなると 相手がガラケーでない限り、やっぱり LINEが無難かもしれませんね。SMSでLINE IDを伝えて、やり取りするのが良いかもしれません。
ただ、LINE IDを取得するには、SMSの送受信ができる環境か、FaceBook のIDが必要になります。
そのため(いわゆる LINEを使いたい人向け)に データSIMに SMSオプション(120円/月~) を追加することで利用できるようになっています。
いかがだったでしょうか?
格安SIMといえど、SMSは使えるけど、3大キャリアとほぼ同じように料金がかかりますよ、という話でした。
結局、格安SIM (MVNO) でも SMS が使えるのは便利ですが、通常のデータ通信とは異なり音声通信と同様キャリアのSMSサービスを利用しているにすぎないので、
結果的に 音声SIM同様 3大キャリアの価格にほぼ横並びになります。
また、データSIMでもSMSを利用できるようにしているには、ほとんどは LINEが使える環境を提供するためで、
音声SIM(SMS利用可)では、固定的に 700円/月~ の料金がかかるところを データSIM + SMSオプション 120円/月~ で済ませることができる点では、かなり割安感はでてくるかなぁとは思いますね。
但し、音声SIMでない限り 緊急特番(110,119など)は発信できません。
逆に データSIMであっても 音声通話(いわゆるIP電話)は、相手がLINE IDをもっていてもいなくても固定電話、携帯電話への発信するこができます。(LINE ID同士の通話以外は有料となります。)
これらの点を、十分に気をつけておけば、格安SIMを上手に安く利用することができるかと思います。