スマートフォンの寿命を決める要因は?
最も多いのは、落下などの人為的による破損
スマートフォンの寿命が最も短い要因の一つとして、
手が滑ってディスプレイにひびが入る・・・というものでしょう。
また、ディスプレイに傷が入らずともマザーボードや付属する計器の不具合は、人為的な衝撃によるものがほとんどですから、
それによってスマートフォンの寿命が決まることは言うまでもないと思います。
下記のような点に注意すると、寿命を延ばすことができるようです。
電池(バッテリー)の劣化
大事に使われた方のスマートフォンで、最も早く寿命を迎えるのは電池(バッテリー)でしょう。
概ね 300回~500回とされています。(この回数は、0%から100%を使い切って100%充電するまでを1回としています。)
一般的にリチウムイオン電池では、充電回数は、0%から100%を使い切って100%充電するまでを1回としています。
継ぎ足し充電しても劣化することはありませんし、50%から100%まで充電しても 0.5 回としてカウントされます。
つまり、3日~4日で使い切ってしまうようなスマートフォンの場合、400回の充電を行う日数は、1,200日(約3年)~1,600日(約4年) 程度となります。
しかし、実際は、2年から3年程度で劣化(100%充電しても以前のようにもたない)します。
下記のような点に注意すると、寿命を延ばすことができるようです。
- 過充電・過放電
過放電 は、使い切らないで充電することが肝要です。
過充電 は、充電器をいつまでも接続しておかないことが肝要です。
また、100%充電した後、すぐに使わず放置するのは禁物です。もし、使わないのであれば充電しないようにしましょう。(しても70%程度で抑えることが肝要です。)
さらにバッテリー(電池)の消費を抑えるために、できるだけ不要なアプリはインストールしない、あるいは、停止しておくようにしましょう。
- 温度
温度上昇 は、電池に負荷がかかるとされています。
温度の上がる車の中の放置などは禁物です。
メモリの劣化
基本的にスマートフォンで言われる メモリおよびストレージは、フラッシュメモリと同じ構造です。
また、追加可能な SDカードも 同様ですから、もちろん使い方によっても範囲が大きく変動しますが、基本的には、5年から10年程度で寿命を迎えるとされています。
下記のような点に注意すると、寿命を延ばすことができるようです。
結局、スマートフォンの寿命って おおよそ 5年 程度なのがわかったように思います。
もちろん、使い方によっては、もっと短いかもしれませんし、もっと長くなることもあります。
しかし、Androidで言えば、それくらいでOSのサポート期間は終了しますから、メーカーがOSのバージョンアップ対応をしない限りにおいては、
寿命の前に使わない方が良い時期に入ってしまう可能性もあります。(バージョンアップすると不具合などが発生する場合も含めて)
さらには、ハードスペック的にも 5 年も経過すると かなり陳腐化してしまい、動作するアプリも限定されたりしますので、結局、ソフト都合上の寿命を迎えることもあります。
でも、まあ、長く使いたいと思う方は、上記のような注意点を試されると、ハード(物)としての寿命は延ばせるかも!?です。
お試しあれ。