DMMモバイル と イオンモバイルは、結局、どっちが安くなった？

DMMモバイル と イオンモバイルを比較してみた

以降に、データSIM、音声SIM、シェア（音声）SIM のぞれぞれについて、旧価格と新価格の比較、および イオンモバイルとの比較を行ってみたいと思います。

データSIMを比較

DMMモバイル と イオンモバイルの比較は、以下のとおりです。

上記のグラフでは、価格が正確に読み取れないので、以下に、その価格比較表を掲載しておきます。

この比較から しっかり イオンモバイル、DMM モバイル の価格が対抗していることが見て取れると思います。
微妙に両社のプラン構成に違いがあるので、きれいならせん状のグラフになっており、ほぼ、同じ価格になっているといえるのではないでしょうか。

音声SIMを比較

DMMモバイル と イオンモバイルとの比較は、以下のとおりです。

上記のグラフでは、価格が正確に読み取れないので、以下に、その価格比較表を掲載しておきます。

音声SIMも しっかり イオンモバイル、DMM モバイル の価格が対抗していることが見て取れると思います。
データSIMと音声SIMの差額は、一般的に 700円がMVNOの相場ですが、これについては、両者ともぎりぎりの差額を設定しているようです。
その価格差で微調整している面もあるかと思いますが、 こちらも、微妙に両社のプラン構成に違いがあるので、きれいならせん状のグラフになっており、ほぼ、同じ価格になっているといえるのではないでしょうか。

シェア（音声）SIMを比較

シェア（音声）SIMは、
DMMモバイルの場合、データSIM x 3 で良いですが、
イオンモバイルの場合、シェアSIMの主契約SIMが音声SIMである必要があります。つまり、音声SIM x 1 + データSIM x 2 は良いですが、データSIM x 3 では契約できません。

また、DMMモバイルの場合、1GB以上のプランからシェアできるようになりましたが、 1GB ～ 7GB プランまでは、SIMを1枚追加するごとに、300円/月の追加SIM利用料が発生します。
イオンモバイルでは、シェアSIMは4GBプラン以上の音声SIMに限ます。（追加SIMはデータSIMでもOKです。）

いずれも基本的には、計３枚のSIMでシェアすることができます。（イオンモバイルでは、有償ながら最大５枚まで可となりました。）

ここでは、条件を合わせるために、音声SIM x 1 + データSIM x 2 での月額料金を比較してみました。

上記のグラフでは、価格が正確に読み取れないので、以下に、その価格比較表を掲載しておきます。

グラフからもすぐわかるように、1GB ～ 7GB プランまでは、DMMモバイルが割高になっていることがわかると思います。
しかし、8GB～は、DMMモバイルが割安になります。

このあたりが、両社のユーザ層の違いなのかもしれません。

DMMモバイルは、もっぱら データSIMユーザ かつ ヘビーユーザが多いのかなぁという感じです。
逆に、イオンモバイルは、もっぱら 音声SIMユーザ かつ ライトユーザが多いのかなぁという感じです。

それぞれの層に、受け入れやすいシェアプランになっているのかなぁと思います。

ただ、イオンモバイルとしても ライトユーザ を多く抱えるよりは、ヘビーユーザを少しでも多く抱えたいねらいもあってか、 50GBプランという大容量プランまでリリースされています。（それでも約10,000円/月程度で収まるところはMVNOならではかもしれません。）

シェア（音声）SIMは、DMMモバイルは、単純に 8GB以上にプランの音声SIMの価格と同じです。
しかし、イオンモバイル では、音声SIMであることはもちろんのこと、シェアプランは音声SIMとは別料金となり、若干の割り高な設定となっています。

そのため、このシェア（音声）SIMでは、間違いなく DMM モバイル が割安となっています。
ただ、DMMモバイルは、8GB以上でないと シェアできない点は、ライトユーザには、敷居が高いかもしれませんね。 （この点が主婦の店でもあるイオンのねらい目なのかもしれませんね。）